ヘッドハンティングされるエンジニアは生産性が高い

どのようにして生産性をあげるか

どのようにして生産性をあげるか

エンジニアは持てるスキルや知識を総動員して、厳しい納期にも関わらず任された仕事の完成に精一杯の努力を払うものですが、その評価は時に残酷です。というのもどれだけの困難を乗り越えたのか、といった現場の苦労はエンドユーザーにとって一切関係がなく、出来上がったシステムの使い勝手が悪ければ、それだけで評価が決まってしまい、「高いお金を払ったのに使えない」と文句を言われる羽目になるのです。このように評価が難しいのがエンジニアの生産性なのですが、それでも生産性を上げるための工夫は必要です。

計画を立てて実行する

まずは仕事の完成から逆算して、計画を立てて臨むことです。「段取り八分」と言われるように、闇雲に突き進むのは時間の無駄です。そしてその計画は、実行可能なように、タスクのレベルまで細分化することが大切です。計画を立てるだけで満足してしまい、実際に手を着けるのを先延ばしにするなど、「計画倒れ」では計画の意味がありません。また作業に取り掛かると、ついつい時間を忘れて取り組んでしまい、後先を考えずにそのまま突き進むというのは、集中している証拠ではありますが、果たして目指す成果を得られているのかという点では疑問な場合もあります。当初細分化したタスクの時間割に従って、一度仕事を打ち切って見直してみると、余計な作業に随分と時間を掛けてしまい、生産性は案外低いという危険性もあるのです。またタスクの中でも簡単なものから始めてしまい、面倒なものがすべて後回しになって、結果として時間が足りなくなって慌てるということもあり得ます。

選択と集中

仕事の中には、同時進行で進めると効率の良いものもあります。一つ一つ律儀に作業を単線でつなげるのではなく、一日の中で自分が面倒な仕事にも集中できる時間帯を見計らって、効率よく仕上げて行く工夫が必要です。その中で、調べものに費やす時間や、手を止めて悩む時間というのは、案外無視できないものです。納得するまで調べまくる、あるいはどんな些細なことにも一つ一つ丁寧に対処するといった姿勢も、エンジニアとして大切なのかもしれませんが、作業に振り向けることができる時間が有限である以上、生産性が損なわれます。仕事の目的を今一度思い出して、あまりに手を広げ過ぎていないか、と自分を戒めながら、やるべきこととやるべきではないこととを取捨選択することも大切です。また手戻りがあると、作業効率は確実に落ちます。作業に着手する時には、漫然と取り掛かるのではなく、仕事全体の完成図の中でその作業の占める位置をあらかじめイメージして、一定の時間内に終わらせることができるよう意識しましょう。

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外資系への転職は要注意
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ヘッドハンティングの際に注意すべきこと

エンジニアの人材不足は、日本に限ったことではありません。むしろ世界規模での争奪戦は激化しており、また日本国内においても外資系IT企業によるヘッドハンティングが活発に行われています。エンジニアとしては憧れもあるでしょうが、国内企業とは企業風土も文化も異なり、上手く馴染めずにせっかくの実力を発揮出来ずに終わってしまうリスクもあります。そこで外資系からのヘッドハンティングに対しては、ヘッドハンターから上手に情報を引き出すことも必要です。

優秀なエンジニアになるために熟読すべき本
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企業が欲しがるような人になるために

エンジニアとして活躍するための下地を作るには、本から学ぶ姿勢も大切です。プログラミングに関しては、「CODE COMPLETE」によって現場でも通用する知識を身に付けられますし、ソフトウェア技術者としての道しるべには、「ソフトウェアの世界でキャリアを築く Making it Big in Software」が大いに役立ちます。そして何より一ビジネスパーソンとして是非とも身に付けておきたい習慣を、「7つの習慣-成功には原則があった!」は示しています。

優秀な人は4つの習慣を持っている
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ヘッドハンティングされるエンジニアとは

エンジニアとして高い実力を誇り、社内外にその名を知られるような実績を上げて、ヘッドハンティングの対象になる優秀な人材には、共通した習慣があります。すなわち自分の頭で考え抜く、キーマンを知る、ユーザー視点を持つ、自分を客観視するというものです。安易に答えを誰かに求めず、かといって自己完結する必要はないため、必要な情報を持っている人を見つけ出して、積極的に関わることは大切です。そして自己満足ではなく、ユーザーの視点に立ち、仕事や自分を見つめる必要があります。