ヘッドハンティングされたら、相手に会う前に準備すること

会う前にしておくべきこと

会う前にしておくべきこと

ヘッドハンティングの声を密かに心待ちにしている人であっても、いざお声がかかった時にどう対処するのか、といったことまで具体的に準備しているかどうかは疑問です。転職を考えて既に転職活動を始めているというのであればいざ知らず、そうでなければヘッドハンターと実際に面接をするのかどうかは、悩むところです。もっともヘッドハンティング会社の中には、機械的にアポを採るだけの人材紹介会社である場合もあるので要注意です。まずはヘッドハンターからのファーストコンタクトで得られた情報を、よく吟味する必要があります。そして「うまい話には裏がある」ということを肝に銘じておくことです。

信頼できるのか

相手からの突然の連絡によって始まるヘッドハンティングでは、そもそもそのヘッドハンティング会社やヘッドハンターが信頼できるのかどうかも怪しいものです。この手の話でだまされないためには、直接的な接触を避けることですが、きっぱりと断るつもりもないようであれば、せめて手に入るだけの情報は集めておくことです。いくら水面下での接触であっても、悪い噂はすぐに広まるものであり、ネット上の情報を信頼するかどうかという別な問題もありますが、少なくとも悪い噂がないかどうかという点だけでも、ある程度調べることが可能でしょう。
またそのヘッドハンティング会社の実績や得意分野なども、できるだけ情報を得ておくことが大切です。第一印象で感じが良いと、ついその話の内容まで信じてしまいがちなものですが、一生の決断を早まってはいけません。

主導権を握られないこと

ヘッドハンティングとは、いわば不意打ちであり、ヘッドハンティング会社や求人企業に主導権を握られて、知りたいことも訊かないまま曖昧に話が進んでしまうと、転職してから後悔することになるかもしれません。そのため興味があってヘッドハンターに一度会ってみようと考えるのであれば、最低限明らかにしておきたいことについて、質問事項を用意しておくことです。そして自分の経歴や希望する待遇などを、簡単に説明できるようにしておきましょう。実際の転職の面接のように、履歴書や職務経歴書を準備することはありませんし、ざっくばらんに話せる範囲で十分でしょうが、良い話ばかりを聞かされて舞い上がってしまうことのないように、十分手綱を引き締めておかなければなりません。話をまとめたいと思い始めると、他の不利な条件や疑問点が見えなくなってしまいます。またお互いに誤解が生じていながら、それを正すことなく突き進んでしまうということもありがちです。
特に転職を前向きに考えるということになれば、現在の勤め先を出来るだけ円満に退職する必要がありますが、転職先企業によっては、露骨な引き抜き合戦の駒にされる恐れもあるのです。

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ヘッドハンティングの際に注意すべきこと

エンジニアの人材不足は、日本に限ったことではありません。むしろ世界規模での争奪戦は激化しており、また日本国内においても外資系IT企業によるヘッドハンティングが活発に行われています。エンジニアとしては憧れもあるでしょうが、国内企業とは企業風土も文化も異なり、上手く馴染めずにせっかくの実力を発揮出来ずに終わってしまうリスクもあります。そこで外資系からのヘッドハンティングに対しては、ヘッドハンターから上手に情報を引き出すことも必要です。

優秀なエンジニアになるために熟読すべき本
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企業が欲しがるような人になるために

エンジニアとして活躍するための下地を作るには、本から学ぶ姿勢も大切です。プログラミングに関しては、「CODE COMPLETE」によって現場でも通用する知識を身に付けられますし、ソフトウェア技術者としての道しるべには、「ソフトウェアの世界でキャリアを築く Making it Big in Software」が大いに役立ちます。そして何より一ビジネスパーソンとして是非とも身に付けておきたい習慣を、「7つの習慣-成功には原則があった!」は示しています。

優秀な人は4つの習慣を持っている
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ヘッドハンティングされるエンジニアとは

エンジニアとして高い実力を誇り、社内外にその名を知られるような実績を上げて、ヘッドハンティングの対象になる優秀な人材には、共通した習慣があります。すなわち自分の頭で考え抜く、キーマンを知る、ユーザー視点を持つ、自分を客観視するというものです。安易に答えを誰かに求めず、かといって自己完結する必要はないため、必要な情報を持っている人を見つけ出して、積極的に関わることは大切です。そして自己満足ではなく、ユーザーの視点に立ち、仕事や自分を見つめる必要があります。